:キーワード解説

 【遠泊村】(地)
人口500人程度の小さな村。遠泊-常葉線が廃線になったため
鉄路では終着駅となる。

 【遠泊-常葉線】(名)
20年ほど前に廃止となった鉄道路線。
正式には『沼葉線(しょうよう線)』であり、
遠泊常葉線というのはそのうちの一区間だった。
2008年3月末で遠泊までの路線も廃線が決定されており、
同時に沼葉線も廃止となる。バス路線の延長と本数増便での
対応が予定されている。

 【常葉町】(地)
道北に位置する漁村。
人口は2949人。1291世帯。人口は暫減している。
過去はニシン漁で大変栄えたが、潮流の変化により漁獲高が
激減し、現在では漁業も盛んではない。物語の舞台となる。
旧駅前街道はほとんど廃れてしまっているが、そのアーケード
には、昔ながらの個人経営店やコンビニエンスストア店もあり、
僅かながら活気を保っている。

 【Railway】(名)
物語の舞台になる喫茶店。廃線跡の駅舎を改造して喫茶店となった。
木造2階建て。老朽化が激しい。
みずほが蹴り抜いたせいで現在はドアが壊れている。
ガスはプロパンガスで、ガススタンドの人が補充に来る。
水道はなんと井戸。これは付近で地下水ポンプを使っており、
Railwayも駅の時からその地下水を利用していたため。水は普通の
水道と同じように出る。春夏秋冬いつでも5℃ぐらいの氷のような
冷水が出てくる。大変美味しい水で、Railwayの珈琲が美味なのも
この水のおかげである。井戸水だからと言っても関係なく、
冬の水道栓水抜きはもちろんしなくてはならない。

 【ラーメン源】(名)
数少ない常葉町飲食店の中でも老舗の中華料理屋。
味はなかなか。
しかしこの店は普通のラーメン屋ではない。それは仮の姿。
『電子部品とワークショップの店、DIYならラーメン源』
実は常葉町唯一の電子機器販売店である。
高い電子工作スキルを持つゲンさんの過去は、誰も知らない。
ゲンさんも無口なタイプなので誰にも話さない。
初来店時の高浩は気づかなかったが、TVの隣には雑誌が積まれ
ている。よく見れば、そこにあるのはスポーツ新聞と
『トランジスタ技術』『ラジオライフ』『CQ ham radio』
である。

 【天野湯(あまのゆ)】(名)
常葉町の中心街にある銭湯。常葉町には2件の銭湯があり、
一件はこの『天野湯』。もう一件は『朝陽温泉』という郊外の旅館。
もう一件、かなり離れたところに『天然温泉サンセット』という
新しい温泉が出来ているが、常葉町からは遠くあまり利用されていない。『天野湯』も冷鉱泉を暖めて利用しているため、実は温泉である。
北海道にはこうした、銭湯でも温泉を利用している所がとても増えており
今ではそれほど珍しくはない。
料金は一般銭湯料金(北海道)と同じ390円。朝陽温泉は1200円。『天然温泉サンセット』が600円。

 【牧野 遊花(まきの ゆか)】(名)
常葉町に住む女の子。身長140センチ前後。
髪型はツインテールの元気いっぱいの少女。
『天野湯』の家の子らしい。男の身体に全く抵抗がない。

 【牧野 琢男(まきの たくお)】(名)
遊花の兄。リーゼントに鬼剃り。眉毛全剃りと、現代に生きる人類とは
かけ離れた外見をしている。遊花いわく、『怖そうだけど優しい
おにーちゃん』らしい。妹に非常に弱い。

 【有沢 高浩(ありさわ たかひろ)】(名)
本作品の主人公。16歳。亡くなった父・母を弔うために
常葉町へとやってきた。
『とーら』というエゾモモンガをペットにしており、
ほぼ以心伝心の間柄。

 【藤ノ木 ふたえ(ふじのき ふたえ)】(名)
『Railway』のオーナーである女性。過去にとある事故で
盲目になっている。35歳。優しく落ち着いた美女。独身。
店の経営をしながらぬいぐるみの修繕を無料で行っており、
常葉町の子供達に大変慕われている。有沢浩樹の幼馴染。
藤ノ木ひとえの妹。
実家は常葉町で唯一のコンビニである。営業時間は7時から11時まで。

 【有沢 浩樹 (ありさわ ひろき)】(名)
有沢高浩の父親。有名な写真家だったが、一ヶ月前に
熱海市で事故死。その死には数多くの謎が残り、一時期は
陰謀説も交えられ大きく報道された。
藤ノ木ふたえ、藤ノ木ひとえの幼馴染。藤ノ木ひとえと結婚した。

 【藤ノ木 ひとえ (ふじのき ひとえ)】(名)
有沢高浩の母親。『Railway』のマスターでもあった。
有沢浩樹と16年前に結婚。当時妊娠していた
高浩を出産後、常葉町を出て夫・浩樹と内地で結婚生活を送った。
非常にしっかりとした気の強い女性だったが、夫の死去後体調を崩し
入院後に亡くなった。遺書はないが状況から自殺と見られている。

 【河井 智恋 (かわい ともこ)】(名)
二年生。そして学年代表委員長。
優れた行動力と明晰な頭脳、それら全てを研究(と称した
馬鹿な工作)に注ぎ込む、ちょっとおかしな天才。
肩まであるぼさぼさの髪を適当に結んでサイドポニーに
している。コンタクトレンズしかかけられないほどの近眼。
従来の科学とオカルト、民間伝承、都市伝説、願望が
全てミックスされた『超科学』を追求する歴史上最後にして
最高の科学探求者(言うまでもなく自称)。
身長は161センチ。体格は普通だが力持ち。
勉強は出来るがちょっと間が抜けている。
勝手に『超科学部』を作ったが当然部室はないため、
Railwayを占拠しに来たりと所構わず迷惑をかけている。
(ふたえはまるで気に留めていない)
実家は『河井モータース』という自動車工場。

 【河井家の人たち】(名-複)
父親の俊郎は自動車整備工。整備のことしかわからない。
どんなことも、車に結びつけないと理解できないという
整備工一筋20年の男。
母親の美里は元看護婦で、ドライブ中に事故に遭いたまたま
出会い、ワイルドにレンチを使う俊郎に一目惚れ。
おっとりした性格のお嬢様で、趣味はゲーム。
みずほからゲームソフトを時々借りていく。他、世間知らずで
あまり取り柄がない。
俊郎とはまるで噛み合わないように見えるが、ケンカの一つも
したことがないおしどり夫婦である。
内地には歳の離れた大学生の兄が一人いる。

 【木桧 みずほ (こぐれ みずほ)】(名)
常葉町に住む普通の女の子。16歳。
Railwayとは昔から縁深く、ふたえを姉と同じように見ている。
性格は『怠惰と自堕落』という言葉がまさにピッタリ当てはまる
ような、何事もやる気がない子である。
元々、Railwayのふたえ、そして料理も出来て気の強い母親、
自由人の極みのような父親という人たちに囲まれて
全て甘やかされてきた結果だと思われる。
好きなことだけは頑張るタイプ。
長い髪の毛をポニーテールにしており、目鼻立ちや
スタイルも整っていて異性にもモテる方だが、
現状では誰にも関心はないようだ。
父親と同じく飛行機が大好きである。ゲーム好きもその一端にある。

 【木桧家の人たち】(名-複)
父親の智也は大変飛行機好きで、その飛行機好きが度を過ぎて
国際パイロットになってしまった。いつもどこかの飛行機に乗っていて、
雇われパイロットとしてどこかへと行っている。帰ってくることは
殆どない。
母親の美砂は、そういう父親を放っておいてみずほを育てており、
『近所の怖いママ』として勇名を馳せる。30過ぎの割には血の気も
多く、時々どこかで乱闘している。親戚がおらず、自分の出生や
若い頃の話を誰も聞いたことがない。

 【月方 万里(つきかた まり)】(名)
みずほの親友。背が低く童顔で、同い年には見えないが
16歳である。子供の頃から、病気の母親の世話をしてきた
ためにとても家庭的な女の子。内気というほどではないが
とてもシャイで恥ずかしがり屋。将来の夢はお嫁さんという、
みずほの親友にしてはマトモ過ぎる女の子である。
勉強の成績は平均的。運動はかなり苦手。
教室内では、その純朴な人柄と童顔の割には大きな胸、
家庭的という三大要素を満たしておりぶっちぎりで人気を
独占しているのだが、そんなことを言うと恥ずかしがって
学校を休み出すのであえて誰も口にしない。
そういうところで、自分を過小評価しているきらいはある。

【吉野 千歳 (よしの ちとせ)】(名)
常葉町の山側にある『高永寺』住職の娘。
高校二年生。164センチのすらりとした長身で、
長く艶やかな黒髪。いつも朱の法衣を着て
父親の手伝いをしている。僧侶にはなっていない。
男所帯が長かったためか父親そっくりの口調で話し、
いつもムスッとしているため一見近寄り難いが、本当は
世話好きでとても優しい。
話し出すといつの間にか法話のようになってしまう
癖があり、自分でも少し悩んでいる。
家事も勉強も得意だが、世事を全く知らず、同世代の
女の子とまともに会話が成り立たない。美的感覚も
少しおかしく、自分で一切買わないため
パジャマ以外の私服は2着しか持っていない。

【吉野 洸清 (よしの こうせい)】(名)

『高永寺』の住職。千歳の父親。本名は清彦。
長く常葉町で住職としてやっている。母親とは千歳が
10歳の頃に離縁した。
僧侶のくせに釣りを趣味にしていたり酒好きだったり
素行が悪いが、常葉町や近隣だけでなく壇家は全道に
存在する。フランクな好人物。
色黒でがっしりとした身体付き。剃り込みを入れた五分刈り。
愛車のハーレーダビッドソンで北海道を回るすごい体力の
持ち主でもある。法衣は紫。袈裟は黄土色。
態度は悪いが、娘のことはとても可愛い。

 【高永寺 (こうえいじ)】(名)

常葉町の山近くにある寺。墓地を併設している。
宗派は真言宗。


 【月方 絵里菜(つきかた えりな)】(名)
万里の母親で、藤ノ木ふたえのクラスメート。
藤ノ木ひとえとも仲が良かった。昔からのんびりした性格で
とても気分屋。月方浩一郎とは幼馴染みで、7年前に結婚。
重い病気にかかっており、過去に何度も治療を試みたが未だに
治っていない。少しなら歩くことは出来るが、普段は車椅子で移動する。

 【月方 浩一郎(つきかた こういちろう)】(名)
万里の父親で、藤ノ木ふたえのクラスメート。
絵里菜とは幼馴染みである。昔から陽気な性格で、都会志向も
強かったが、結局常葉町を最後まで出なかった。公務員となり、
常葉町役場に勤めていたが現在は平成の大合併で常葉町役場は
縮小され出張所となり、
留々辺市(るるべし)の市役所勤務となっている。
通勤は車で1時間半。

 【留々辺市(るるべし)】(地)
人口25,582人 11,332世帯 元漁港の街で、
状況は常葉町と似ているが、規模で言えばまるで桁違いな、
ニシン漁最大の産地であった。
ニシン漁は続いているが、現在は衰退し
水産物加工工場の町となっている。海に近い割には、坂も多く
町の構造は複雑。鉄道は貨物廃止に伴い衰退しており、隣町と言っても
沼葉線ではなくこちらは『留々辺本線』という路線のため、
常葉へのアクセスルートにはならない。(大昔は常葉行きがあった)
留々辺本線も現在は無人駅ばかりであり、全線非電化。単線。
発着列車は3時間に1本程度。
特産品は『留々辺数の子』。

 【神保 篤典(じんぼ あつのり)】(名)
高浩の東京の友人。同クラス。バスケ部に入っているが遊び好きで
全然練習に出ない。勉強も中の下といったところ。

 【下条 菜月(しもじょう なつき)】(名)
高浩の東京の友人。同クラス。高浩とは小学生の頃からの縁。
麻布十番に古くから住んでいたため、その土地で会社を経営
している社長令嬢である。三女であるためかあまり家のことは
気にしていないようで、奔放な性格。言うことはちょっとキツめ。
あだ名は『なっつ』。

 【戸田 茜(とだ あかね)】(名)
高浩の東京の友人。同クラス。真面目な学級副委員長で、優等生。
クラスではあまり目立たなかったが、あることがきっっかけで
高浩と知り合い、神保や菜月とも仲良くなる。控えめで
虫も殺せないような穏やかな性格。

 【シャキシャキ夏野菜のカレー】(料理)
■材料(2人分)
なす…1本
ピーマン(赤、黄)…各1/2個
挽肉(牛・合挽・豚など)120g
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
キャベツ…1/4玉
コンソメ…固形2コ
カレー粉…適量
ご飯…茶碗大盛り2杯分
調味料 オリーブ油 など
■作り方
①なすは縦半分に切ってから一口大に。カラーピーマンは
縦四つ割りにしてから一口大に切り、玉ねぎは2cm角に切る。
にんにくはみじん切りにする。キャベツは千切りにする。
②鍋にオリーブ油大さじ1~2を熱し、挽肉、なすを炒め、
油がまわってナスがしんなりしたらいったん取り出す。
③油が足りなければ足してにんにくを炒め、香りが出たら玉ねぎ、
カラーピーマンを順に加えて炒める。
茄子と挽肉を戻し入れ、水1/2カップを注ぐ。少量の水でコンソメを
溶きながら煮立ったらカレー粉を入れる。5分ほど中火で水気を
飛ばしたら塩、少量の醤油などで塩味を調節し、カレー粉の量で
辛さを整える。器に盛ったご飯にキャベツを敷き、その上にかける。
サラッとドライカレー風で美味しい。
(藤ノ木ふたえレシピ)

 【サンドイッチ】(料理)
■材料(1人分)
食パン…耳なし4枚
レタス…2枚
ハム…1枚
ゆで卵…1個
マッシュポテト…1個分
ツナ…1/2缶
牛乳…少々
ピクルス…2枚
調味料 マヨネーズ 黒胡椒 バター 塩
■作り方
①マッシュポテトはじゃがいもを皮付きでゆでてから
熱いうちに皮をむき、マッシャーで潰す。鍋に入れ、牛乳を
少々加えて火を通し、かき混ぜながら塩胡椒を振り完成。
②ゆで卵はスライサーを使うか、無い場合は包丁でみじん切りに
します。器にうつしたら、マヨネーズとあえます。
③ツナは油を切り、マヨネーズとからめます。
④ピクルスはみじん切りにしておきます。
⑤バターをパンの内側に塗り、食材を挟んでゆきます。
好き好きですが、作中で作ったのはレタス・ハム・タマゴのと
レタス・ツナ・マッシュポテトの二種類です。ピクルスは
どちらにも入ります。
挟んだら、対角線で包丁を入れて三角形にします。
ハムタマゴのマイルドな美味しさと
黒胡椒の効いたマッシュポテトの対比が飽きない。
(藤ノ木ふたえレシピ)


 【ポークチャップ】(料理)

1・豚肉(肩ロース)ソテーカット1枚
2・牛乳 50cc(適宜増減)
3・ケチャップ 適量
4・ソース(中濃) 適量
5・ニンニクスライス
6・塩 少々
7・胡椒 少々
8・タマネギ スライス1/4玉
9・調理油
10・調理用赤ワイン 大さじ3
11・角切りバター
12・バジルパウダー 適量

フライパンに油を引き、タマネギを色が付くまでいためる。
一度タマネギを別な皿へ移し、ポークソテーを作る。
肉は肉叩き機で叩いて柔らかくしておく。油を引き直したフライパンに
スライスしたニンニクを入れ、炒めてすぐ取り出し、豚肉を焼く。
塩と胡椒を振り、蓋を閉めて火が通るまで焼く。
(串で刺して、赤い肉汁が出なくなればOK)

別に移していたタマネギをフライパンに戻し、軽く炒めた後に
牛乳・ケチャップ・ソースと順番に入れる。
味付けはケチャップ6にソース4の割合にする。
焦げないようかき混ぜながらワインを入れ、軽く煮立ったら火を止める。

皿にはタマネギだけをまず敷き、その上に肉を載せて
最期にソースをかける。熱々のうちにバターを載せて、
バジルパウダーを振りかけたら完成。
ご飯に合うシチューのような風味で、温野菜を付け合わせにすると
とてもよくマッチします。
(吉野家レシピ)
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構想5年?
大体自分の力的なところでも、昔に遜色ない程度には
書けそうな気がしてきましたので
いよいよ小説「Way to the BLUE」を
執筆し始めました。

この「WTB」は、過去にPCの18禁ゲームで発売された
『Railway ~ここにある夢~』と
『BLUE-SKY-BLUE[s] ~空を舞う翼~』の
正統な続編という扱いになります。

元々『RAIL』と『BSB』は同じ基本概念と似通った構想の中で
明示的ではない続編という位置づけになってましたが
『WTB』で、夢と翼をテーマとしたRailway&BSBのお話が
全て完結することになります。

これから完結までの間、このブログは小説のアップロードが主体に
なっていきます。
ペースは週一から週二程度を目指していきます。
小説の方はカテゴリー[連続小説 Way to the BLUE]の
ほうからご覧ください。

また、登場人物などが増える度に設定も随時更新されていきます。
設定はカテゴリ[小説 Way to the BLUE設定]から
ご覧ください。



ご意見、コメント等お待ちしています。
よろしくお願いいたします。



~~~~~~~以後作者日記的コメント~~~~~~~~
(12/25)20話

スーペーシャールー!!

うううーーーー

うーーーー

もう勘弁してくれw
あのね。50KB超えてるから。
軽くいつもの10倍あるから。

クリスマスまで時間無いし、もうホントきつかった。
今日仕事だよ。でも3時とかだよ。
でもなんか、まぁやり遂げたって感じ。

書いててまた右手首が痛くなりました。久々の腱鞘炎です……。
もうだめだなこの持病は……。

これで年内の更新は終わりで、正月休みに入らせて貰います!!
OFF会でお会いしましょう!!
次の更新は年明けの予定です。21話でお会いしましょう。

ではまた。


もりあき