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統一球が今年から飛ぶボールになっていました、という
ニュースが流れました。

事の顛末は、今年になってからの公式戦のホームラン数の激増。
過去2年間の統一球時代から、明らかな長打率の向上。
そして週刊誌や、選手の口からも『今年のボールはなにかおかしい』という
言葉が漏れ、楽天の嶋選手会会長がNPBに正式に問い合わせた所、
判明したものです。

ニュースによれば、昨年度、公式戦真っ最中の夏に、統一球の反発係数が
NPB野球規則の下限を下回っていたものがあった
、という事。

そして、それを隠蔽し、2013年度のボールは反発係数を上げた物に
変更しました。しかし、2012年度の野球規則による反発係数以下の
ボール、つまり違反球を、在庫が残っているからという理由で
2013年度のオープン戦にも使用した
という事です。

この事実も隠蔽し、なおかつ公式戦では『新しい統一球』を使用した。

これによって「明らかにボールが変わっている」と主張する選手側と
「ボールは変わっていない」と主張するNPBとが対立し、
今回の事件につながりました。

そして、昨夜の20時に、加藤良三コミッショナー、下田事務局長の
会見が開かれ、加藤良三は『知らなかった』と延べ、自身の責任を認めず、
辞任も拒否。
この無責任会見に批判が噴出しました。

問題点を整理します。

1.過年度において使用していた『基準値を下回るボール(違反球)』
2.極秘裏に反発係数の変更を行ったこと
3.変更を行ったことを選手会に通知しなかったこと
4.ボールの異常を問い合わせても、変更なしと嘘をついたこと
5.加藤良三コミッショナーが問題を全く認識していなかったこと

このうち、4については単に倫理上の問題と言えますが、
その他は野球規則及びNPBの管理体制、そして選手契約に関与する
重大な問題です。

1.『基準値を下回るボール(違反球)』については
これは論外のことであり、決してやっていいことでは
ありません。というより、選手にとっては死活問題。まさに生きるか死ぬかの
問題です。反発係数が基準値より低いボールを使用したために、打撃が変調し
解雇され、選手生命を絶たれた選手はどうなるのでしょうか。その名誉も、
人生も関わります。野球の道具は決して異常があってはならないのです。

2と3、反発係数を上げることは結構です。昨年までの状況は異常で、とても
地味な単打戦ばかりでした。改善は結構ですが、なぜ通告しないのか。
各用具メーカー並びにオフシーズンの選手は、今年度のプレーから、来年度の
準備をしていくのですが、ボールが変わるという重大事項を通告しないために
選手は、不適切な調整、準備を行い、不適切な用具を使用していることになります。
しかも、前年度の反発力が低すぎる違反球を、オープン戦で使用した。
問題を認識しながら、規則違反を犯したということです。
選手が1年間のプレーの準備を行うこの時期に、異なるボールを触らされた
選手の感覚の違いが、シーズンのプレーに影響を及ぼす可能性は無視出来ません。
そして、インセンティブ契約。つまり出来高契約を行なっている選手においては、
去年の成績から今年の契約を行なっているはずです。つまり、極端な投高打低だった
去年ぐらいの成績を残せるだろうという契約です。今年のこのボールを想定した
契約ではありません。これによる不利益を、一体誰が保証するのでしょうか。
選手側にはこれによる不利益を受ける責任は全くありません。もちろん、球団も
NPBによる通告がなかったのであれば、責任はありません。
責任は完全にNPBにあります。

5.はもはや、どの野球ファンも感じている怒りでしょうが、
「ボールの変更はしない」と息巻いていた、去年。
そう言っていたコミッショナー名のサインの入っているボールが、
反発係数を変えられ、あまつさえ昨年度は野球規則違反だったことです。
日本プロ野球公式球は日本プロ野球規則に則ったボールでなければならず、
これに該当しないボールを使用していた事の全責任を、NPBは負わなければ
なりません。2012年度の成績のほとんどは違反球によって作られたものです。
この問題を、隠蔽などと矮小化してはいけないと思います。
隠蔽よりずっと悪質です。
『違反用具で行われた2012年シーズンの意味』
『2012年の成績を元に年俸を設定された選手、解雇された選手』
『2013年のプレーに与える影響』
これらの責任を、果たしてNPBは負えるのでしょうか。

昨年、楽天では、僕も好きだった中村真人が若くして引退しました。
天才的打者だったと思いますが、統一球の影響で不調に。
今年のボールだったらどんな活躍を残したか、見てみたかった。

違反ボールで辞めていった選手は、全員でNPBを訴えてもいいと思う。
違反ボールで給料が下がった選手も、訴えたほうがいいと思う。

そもそも、日本プロフェッショナル野球組織は日本野球機構という組織の
名のもとに、野球規則違反等をした選手や関係者に罰金などを裁定して
おりますが、その判決文の発行者は加藤良三です。

既に組織として腐っている日本野球機構が、
厚顔無恥な加藤良三コミッショナーが、自らを裁けるでしょうか?

羞恥心がわずかにでも残っているのなら、即刻職を辞し、
選手に謝罪し、球団や選手、引退選手へ賠償すべきです。
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