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ニセコワイスホテル探索

俺はニセコワイスホテルを探索した。
一泊4800円のホテルをだ。
しかし、正直言って俺は震えた。
とりあえず言葉にするのは難しい。
写真を交えながら話そう。

ホテルマンはチェックインの時

「宿泊者は誰でも利用できるリビングが
ありますのでお気軽にご利用ください」


そう言った。

まぁソファーとかぽこぽこ置いてあって
なんかアブラギッシュな酒酔いおっさんがイビキ
かいて寝てるんだろうと、ホテルマンの言う通り
気軽な感じで行ってみた。


プールバー……?


画廊?


美術館?

なんか色々、自分の想像と現実が次元断喰らった
みたいにズレていく。

呆気に取られながらさらに奥へと進んでいく。


個人の部屋……?


書斎……?


うん。
いい加減何かそういう事に薄々気づいてはいた。

つか、そう。

うん。そういうことなんだ。


実は、今見せたのは
リビング本体じゃない
リビングの付属品みたいなもん。


リビングって言ってたのは
ここのこと。


おいおい……。


コーヒー、紅茶、羊蹄山麓の名水が無料


鹿と暖炉キターwww


デスクのキャンドルライトはもちろん本物。

リビングじゃねぇよ。
ホールだよこれ。
てか、いや本当にどういうアレでこうなっちゃうの。
客俺しかいないし。

フロアにはただ、俺がコーヒーを飲むずずずって
音と、名前も知らないクラシックが静かに流れる。
そして俺は
皮張りのチェアに腰掛け、暖炉の前で鹿に見下ろされ
ながらこの文章を打っているというわけだ。

一応言っておくけど
このホテルは1泊4800円だ。
4800香港ドルではない。

東京で4800円のホテルを取ると

汚い部屋か、小さい部屋か、壁が障子より薄い部屋か
元が何だったか全く想像できない、
浴室とベッドルームが一面鏡張りの
色んな意味で素敵な部屋が
漏れなく当たるけども

ええー……本当にいいのこんなんで……。
俺ここの設備の1日分の電気代も払ってないと
思うんだけど……。


そして、さらに。
ホテルマンはこうも言っていた。

「最上階6階には、360度眺望の展望室があります。
そちらではキャンドルサービスを行ってますので
ご自由におくつろぎください」


それでも俺は思っていた。
こんなリビングを見たあとでも。
『どーせなんかちゃっちー掘っ立て小屋か、取って付けた
みたいな安い作りで、残念な気分にされるんだろ?
知ってるって』
みたいな。


展望室に行ってみた。

正直、どうしようかと思った。

ここの写真は、ある。
一応見せることもできる。
見せようか?


な? 意味わかんないだろ?

ホテルマンは、キャンドルサービスと言っていた。

俺は、夜景と天体観測を楽しんでもらうためにまさか
照明が最低限のフットライト以外
全部キャンドルだとは思わなかった


展望室はすべて丁寧な作りの木とガラス。
廊下が回廊のように屋上を取り囲んでいる。
四隅には四人掛けのテーブルチェア。これも
とてもいい家具を使っている。
テーブルの上にはキャンドル。

屋上の明かりはこれだけである。

ガラスの回廊の外側には、自由に出入りできる
ウッドデッキがある。
建物の明かりが全くないため、本当に何もかもが
夜景の中で見える。今日は明るい月があるが、
山に月影が落ちているのすらハッキリと。

360度。本当に山と森しかない。
周囲に一件の家もない。見渡す限り、
森と山と星と月。静かな音楽と、蝋燭の微かな
明かりしかない世界。

この建物自体が丘の上に建っているのもあって
遠くその裾野には倶知安のオレンジの街明かりが
広がり、感動的に美しい。

一言で言うとセンスが良い。
何を取っても、どこを切っても格好良い。
夜の展望室は明かりを落とす。
当たり前のことだが、それにしても気が利いてる。

ここ今度、普通に泊まりに来たい。
仕事じゃなくてもいい。

ああ、なんか色々書きすぎてしまって、
むしろ冗長になってしまっているけど
目の前の鹿に免じて許してください。
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