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山小屋風のたたずまい。というか元々山小屋

ニセコの五色温泉旅館を訪ねた。
超有名な温泉だが、はじめて来た。

なぜかっていうと、この五色温泉。これまでは、
冬は来られなかったからだ。物理的に。

積雪が3m近いニセコにあり、冬は道路が閉鎖され
行く手段はスノーモービルかスキーか徒歩しかない。

徒歩は氷点下の雪を数キロこいで歩くというもの。
普通に死ぬ。

スキーは、スキー場の最後のリフトから頂上まで
徒歩で登り、そこからスキー場と逆へ、全く未整備の
斜度10度から50度の新雪、アイスバーンミックス
谷あり立ち木あり雪崩ありのダウンヒルを
高さ1300m分こなさないといけない。
距離で見たら5kmぐらいだろう。
言うまでもなく生半可な腕で行ったら死ぬ。

俺も昔はプロスキーヤーになりてぇ! とか純な夢を
見ていたけども、怖くて来る気になれなかった。

春や夏や秋に来れば入れたけど、スキーも
できないときにニセコに来る理由はなかった。

それが、道路が整備され除雪も入るようになり
かつてのボロ小屋は建て直され、通年入れるように
なった。

それでようやく、こうして来られたのである。
まぁ、今は秋で、建て直されてなくとも入れる
時期ではあるんだがw

前置きが長くなった。

五色温泉は酸性、ナトリウム・カルシウム硫化
水素泉。いわゆる酸性硫黄泉で、味は刺すように
すっぱい。
最初増築された『からまつの湯』に入ったが
普通の銭湯みたいな風呂で、なんとも拍子抜け。

一回服を着て
本館の風呂に入り直した。

ここのお湯は翡翠色に白濁しているが、その中身は
白濁というか、緑がかった白い硫黄分の微粒子が、
空中に小麦粉でも舞うかのように、お湯に混ざっている
濁りなのだった。近くで見れば、その色すべてが
湯の花である。
昨日の雪秩父と違い、臭いは完全に硫黄臭。控えめながら
しっかりと温泉らしく香る。

からまつの風呂の露天風呂は裏庭のようだったが
本館の露天風呂からの景色はすごい。
アンヌプリの山が完全に一望できる。

ついでに、観光客の展望台からも一望されるw

露天風呂からではないけど、要するにこう見えるw

露天風呂にはほとんど目隠しがなく、男湯は
全開で全裸を大解放必須となる。ただ、

そもそもここは山の宿。
山男たちが、山を見ながら暖まる温泉。
裸で何が悪い。

何十年も昔から、男たちはこうして山を見上げながら
俺たちはあそこから来た、明日はあそこまで行くと
白濁の名湯に浸かりながら楽しく語っただろう。

現代、誰もが楽しめる温泉となっても、
その時ほどの感動は味わえない。それは残念だが。

しかし、素晴らしい温泉であることはなにも変わらない。



裏には源泉の池があった。草津のようだが、
堆積物の量は草津よりずいぶん多く見える。

お湯に手を入れてみたところすこぶる適温。
……ここに入りたいと思った。


遊歩道歩いていたら硫黄析出物? の塊も発見。
見渡せばいくらでも落ちている。楽しい
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